三鷹産の小麦を使用したビール「MITAKAさん」発売!
三鷹市は、東京都内にあって都市農業が盛んな地域。キウイフルーツやカリフラワーの栽培などで有名だが、この度、市内産の小麦を使用したビールを市内の醸造所で製造。販売を開始した。
三鷹市内で栽培・収穫した小麦を原料に、市内のクラフトビール醸造所で製造された三鷹産小麦ビール「MITAKAさん」が5月から販売されている。
原料となる小麦は、市内の農業者が都市農業を永続的に発展させていくことを目的に設立した株式会社三鷹ファームが、市内で栽培したもの。小麦に関しては、100%三鷹産を使用している。
大麦麦芽と小麦麦芽をブレンドすることで、穀物由来の甘みや旨みが特徴のビールに仕上がっており、時間がたつにつれて、深みが増していくという。
製造・卸売を行うのは、市内で醸造所を併設したカフェスペース「Cafe HOOOOP(カフェフープ)」を経営する株式会社小笠原商店OGABREWING。3月 には三鷹産キウイフルーツを使用した季節限定の「キウイフルーツビール」も製造販売した。
「MITAKAさん」は1本330ミリリットル入り(瓶)で、価格は550円(税別)。
通年販売する予定で、市内の16の酒販店や、JA東京むさし三鷹緑化センター、Cafe HOOOOPなどで取り扱う。
三鷹市は、原料生産者・製造者・販売者の協力のもと、同市の特産品としても知られる商品となることを目指していくという。