酒井文子の江戸東京野菜deクッキング 第9回
寺島なすのヨーグルト味噌漬け
<材料> 作りやすい分量
寺島なす 5個
ヨーグルト 大さじ2
味噌 大さじ2
塩 適宜
<作り方>
1.寺島なすは、ヘタを取り縦に4等分に切り、海水濃度の塩水に、30分くらい浸す。
2.食品用の保存袋に、分量のヨーグルトと味噌を加え、よく混ぜる。
3.寺島なすの水分を軽くしぼり、2のヨーグルト味噌床に入れて1日位置く。
*糠を使わないのに糠味噌風味が味わえます。野菜をつけたヨーグルト味噌床は、炒め物や汁物の調味料としても。
寺島なすの寒天寄せ
<材料 4人分>
寺島なす 6個
粉寒天 2g
昆布茶 小さじ1と1/2
醤油・みりん 各小さじ1
塩 少々
水 350㏄
ごま油 大さじ2
しょうが 少々
大葉 少々
<作り方>
1.寺島なすは、ヘタを取り、4個は縦に3~4㎜の厚さに切り、2個は縦に細く切る。
2.しょうがと大葉は、細かい千切りにする。
3.鍋に分量の水を入れて沸かし、昆布茶と細切りの寺島なすを加え、アクをとって軟らかく煮、醤油、みりん、塩少々で味を調え、粉寒天を加えて、煮立たせる。
4.フライパンにごま油を熱して、4個分の寺島なすを炒め、昆布茶少々(分量外)をふっておく。
5.適当な器に、炒めた寺島なすを4~5枚きれいに並べ、5の汁を具ごと4等分して入れ、冷ます。
6.器に、5を逆さまにして中味をのせ、しょうがと大葉を飾る。
*寺島なすは鶏卵大の大きさなので、普通のなすを使用する場合は、なすの分量を調整してください。
■酒井文子プロフィール
東洋大学文学部教育学科卒。食育・野菜料理コーディネーター、江戸東京野菜料理研究家、食育実践アドバイザー、ベジタブル&フルーツマイスター(野菜ソムリエ)他。主に自ら栽培した野菜や小金井産地場野菜、江戸東京野菜を使い、「畑から食卓まで」と「楽しく、美味しく、おもしろい」食育活動を展開中。
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