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環境
2012年6月20日号


第14回 国産初のビール麦で作られる
練馬金子ゴールデンビール

取材協力/江戸東京・伝統野菜研究会代表 大竹道茂
大竹道茂の江戸東京野菜通信 http://edoyasai.sblo.jp/

 

「自分たちで独自の発想を持ち、チャレンジしていくことが農業を残していくことだと思います」と榎本高一JA東京あおば代表理事組合長

 そろそろビールが恋しくなる季節。練馬区内に国産初のビール麦を使った地ビール「練馬金子ゴールデンビール」があるのをご存じだろうか。

 このビールに使われている金子ゴールデンというビール麦は、1900(明治33)年、現在の練馬区豊玉南の金子丑五郎によって、日本のビール麦として初めて育成されたもの。倒れにくく少量の肥料でも生育が良いことから、一時は関東一円で栽培され、国産ビール醸造の発展に大きく貢献した。しかし、醸造に時間がかかるなどの理由で使われなくなり、次第に栽培されなくなっていった。

 金子丑五郎の功績を称える記念碑建立事業のため、金子ゴールデンを復活させようと、ジーンバンクから種を取り寄せ、JA東京あおばと練馬区内の農家による取り組みが始まったのは平成15年。平成18年に練馬金子ゴールデンビールが完成し、記念式で披露された。

 

ビール麦「金子ゴールデン」。「矢羽」の愛称をもつ二条大麦

 「この事業をきっかけに皆の気運が高まり、平成20年から再びビール生産にむけての栽培を実施しました」と榎本高一JA東京あおば代表理事組合長。収穫時期を研究したり、麦栽培の経験がある農家に指導をあおぎながら、ようやく昨年練馬金子ゴールデンビールが販売された。味は苦味が少なく、ほんのりと甘みがあるという。

 「地ビールは全国各地にありますが、だいたいはその土地の水を使用した、というもの。麦から地元のもので作るビールというのはほとんどないと思います」と組合長。

 「今後はホップも地元で栽培できたら…と考えています。このプロジェクトの参加者と一緒にどんなふうに展開していけるか楽しみです」

 次回の販売予定は7月上旬。JA東京あおばの直売所、練馬駅南口商店街など、都内数か所で購入できる。

 

ビール樽を割ったユニークな型の碑が発祥の地である豊玉氷川神社に建てられている

●問合せ/JA東京あおば地域振興部
 TEL 03・5910・3066

 

 

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