2008年11月20日号
508億の「特効薬」に期待
都が12月補正予算を編成

 先月31日、金融危機から生じた不況に直面する都民の不安を解消するため、「緊急対策II」をまとめた東京都は14日、12月の補正予算案をまとめた。予算額は508億円。12月に開会される予定の都議会第4回定例会に提案される。

 都が先にまとめた「緊急対策II」は、急速に悪化する中小企業の資金繰りの緊急支援及び倒産防止対策、雇用対策、生活困窮者の自立支援、福祉施設における安全安心対策、周産期医療対策などが柱。今年度から来年度にかけて、2000億円の予算を計上して取り組む。

 今回の補正予算は、「緊急対策II」の中身を反映したもので、特に緊急を要する15項目に508億円を投入、都民の不安に対する「特効薬」となることが期待されている。

 経済困窮者に対する緊急制度融資の拡大に239億円を投入するほか、福祉施設の経営改善のための特別融資に50億円、中小企業向けの公共工事の年度内発注では164億円分の発注を予定している。

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