
第23回夏季デフリンピック競技大会 サムスン2017(写真:(一財)全日本ろうあ連盟)
どこで観戦できる?
各地で開催&ライブ配信も実施!
東京2025デフリンピックは、都内に加えて、静岡県(自転車)、福島県(サッカー)で開催され、事前申込不要でどなたでも無料で観戦できるほか、YouTubeで競技のライブ配信も視聴できます。
【東京2025デフリンピック 大会概要】
・大会期間 2025年11月15日(土)~26日(水)
・参加国 70~80か国・地域
・参加者数 各国選手団等=約6000人(選手約3000人、ICSD役員・SD・審判・スタッフ約3000人)

手話言語通訳でコミュニケーション (写真:(一財)全日本ろうあ連盟)

ランプの光でスタートを知らせる (写真:(一財)全日本ろうあ連盟)
見どころ
前回のブラジル カシアスドスル大会では過去最多30個のメダルを獲得した日本選手団は、今大会でも多くのメダル獲得が期待されています。選手の発掘・強化が進んでおらず、これまでデフリンピックに出場できなかった、ハンドボール、射撃、テコンドー、レスリングにおいて、都は全国から有望な選手を発掘するトライアウトを実施、10名の日本代表が選出されたことから、今大会には初めて全21競技に日本の選手が出場します。多様な選手の活躍もデフリンピックの見どころの一つです。

審判の合図は笛だけではなく旗で (写真:(一財)全日本ろうあ連盟)
■ユニバーサル コミュニケーション技術の活用
都は、デフリンピックを機に、国籍や障害の有無にかかわらず、誰もが分け隔てなくコミュニケーションできるユニバーサル コミュニケーション(UC)の普及を促進し、『いつでも・どこでも・誰とでも』つながる街・東京の実現を目指しています。
競技会場では、音声を多言語で表示する「透明ディスプレイ」を総合受付に設置し、会場スタッフが多言語翻訳タブレットを携帯するなどして、選手や関係者と円滑にコミュニケーションできるようにします。
また、卓球とバドミントンでは競技音を可視化し擬音で体感できる「ミルオト」を、柔道では競技音を振動で体感できる「ハップビート」を活用するなど、観戦の新たな楽しみ方も提供します。
さらに、大会中に代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターに設置する、運営・交流拠点である「デフリンピックスクエア」において、最新のUC技術を体験できる「みるTech」を実施します。こちらもどなたでも参加できますので、ぜひお越しください。
■サインエール
きこえる・きこえないにかかわらず、全ての人がデフアスリートに想いを届けられるよう、目で世界を捉える人々の身体感覚と日本の手話言語表現をベースにした、新しい応援スタイル「サインエール」を、ろう者を中心にしたメンバーでデフアスリートたちと共に開発しました。サインエールで選手を一緒に応援しましょう。
詳細は大会公式サイトをご参照ください。また、東京ゆかりデフアスリート応援サイトもぜひご覧ください。

開催される競技と会場
●陸上(マラソン・ハンマー投げ)=駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場、東京高速道路及び首都高速道路高速八重洲線の一部、大井ふ頭中央海浜公園陸上競技場
●バドミントン=京王アリーナTOKYO(武蔵野の森総合スポーツプラザ)
●バスケットボール=大田区総合体育館
●ビーチバレーボール=大森ふるさとの浜辺公園
●ボウリング=東大和グランドボウル
●自転車(ロード)=日本サイクルスポーツセンター(静岡県)
●自転車(MTB)=日本サイクルスポーツセンター(静岡県)
●サッカー=Jヴィレッジ(福島県)
●ゴルフ=若洲ゴルフリンクス
●ハンドボール=駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場
●柔道=東京武道館
●空手=東京武道館
●オリエンテーリング=日比谷公園・日比谷エリア、伊豆大島(裏砂漠)
●射撃=味の素ナショナルトレーニングセンター・イースト〈観戦不可〉
●水泳=東京アクアティクスセンター
●卓球=東京体育館
●テコンドー=中野区立総合体育館
●テニス=有明テニスの森
●バレーボール=駒沢オリンピック公園総合運動場体育館
●レスリング(フリースタイル)=府中市立総合体育館
●レスリング(グレコローマン)=府中市立総合体育館