局長に聞く113
多摩水道改革推進本部長 岸本 良一氏
昨年4月、多摩水道改革推進本部長に就任されました。 水道局は12年ぶりですが、安定給水という使命を果たすため、局が一丸となって取り組むという気風は変わっていないと感じます。 多摩水道においても、給水安定性の向上に向け様々な施策を推進してきました。多摩丘陵幹線の整備など、これまでの着実な取組により、かつてと比べ給水安定性は格段に向上しています。しかし、市町営水道を一元化した経緯から、市町域を越えた配水管網の整備が不足している等の課題が残っており、対応を進めています。
2018/05/20局長に聞く112
青少年・治安対策本部長 大澤 裕之氏
自転車対策は大きなテーマのひとつですね。 自転車施策については、来年度から自転車の点検整備に係る新しい補助制度を創設します。本事業は都民の方からの事業提案を受けたもので、自転車点検整備の重要性の普及啓発を行い、住民による自転車点検整備を支援する区市町村に点検整備費を補助します。近年、自転車が起こした事故では対人においては死亡事例も増えており、事故の賠償金も莫大な金額となっています。新しい補助制度を通じて、都民の方へ定期的な点検整備を促し、自転車の安全利用につなげたいと思います。
2018/03/20局長に聞く111
環境局長 和賀井 克夫氏
古巣の環境局に戻られて3ヵ月が過ぎました。ご感想は。 局長になって改めて感じたのは、局の守備範囲の広さです。エネルギー対策、自動車の排ガス対策、土壌汚染、自然環境、環境アセスメントなどの様々な分野を展開していることから職員は理系が多いのも特徴で、スペシャリスト揃いです。
2018/02/20局長に聞く110
政策企画局長 遠藤 雅彦氏
3年ぶりに政策企画局に戻られましたが。 前回は、政策企画局ができる前日の平成26年7月15日まで、知事本局の報道担当理事として在籍していました。そういった意味では政策企画局は初めてです。
2018/01/20局長に聞く109
選挙管理委員会事務局長 浜 佳葉子氏
就任直後に衆議院議員選挙となりました。 7月の東京都議会議員選挙後、予定では次の選挙は来年12月任期満了の衆議院議員選挙でした。ただ、過去の歴史から衆議院の任期満了による選挙は事例がほとんどないので、いずれ解散総選挙となることは、ある程度想定していました。
2017/12/20局長に聞く108
水道局長 中嶋 正宏氏
水道局長に着任されて3ヶ月経過しました。これまでの印象は。 「水道事業」というひとつの事業(もちろん工業用水道事業もあるが)に向け、局の職員が一丸となって取り組んでいる姿に、団結力や職員の責任感・使命感を感じています。
2017/11/20局長に聞く107
オリンピック・パラリンピック準備局長 潮田 勉氏
2020年大会を控えた局の役割は。 オリンピック・パラリンピックの準備が大きな役割のひとつですが、準備には様々な取組が求められます。 ソフト面では、大会を支えるボランティアの育成支援、外国からのお客様が快適に東京に滞在いただくための多言語対応、気運醸成や練習会場の提供を行う区市町村への支援、2020年大会を通じた被災地復興の支援、オールジャパンの大会として全国との連携、様々な施策を2020年以降に繋げるためのレガシーへの取組などがあります。ハード面では、新規恒久施設など8つの競技会場の整備、選手村の整備、大会関係者や観客がスムーズに移動するための輸送計画などですね。
2017/10/20局長に聞く106
下水道局長 渡辺 志津男氏
局長就任にあたっての感想、意気込みは。 下水道は、1300万都民の安全で快適な暮らしと首都の都市活動を支える、不可欠で重要なインフラです。その機能を安定的に発揮するためには、老朽化施設の再構築や震災対策、近年多発する局地的な集中豪雨への対策などを着実に進める必要があります。局職員2500名の先頭に立って、都民サービスの向上を目指し、事業を前に進めたいですね
2017/09/20局長に聞く105
中央卸売市場長 村松 明典氏
市場長に就任されてこれまでを振り返っていかがでしょう。 昨年10月に着任しましたが、市場行政は初めての経験でもあり、いきなり嵐の中に飛び込んだというのが実感でした。 小池知事が移転延期を表明した後、盛り土の問題、9回目の地下水のモニタリング調査で有害物質の数値が異常に高かったこと等、移転延期後に様々なことが起こりました。
2017/08/20局長に聞く104
労働委員会事務局長 土渕 裕氏
就任されて1年が経過しました。振り返っていかがですか。 知事が代わり、さらに先日は都議会議員選挙もあり、都政にとって正に激動の1年だったと思います。 そのような中、東京都労働委員会は、知事から独立した行政委員会として、粛々と労使紛争の解決にあたり、平成28年は1年間で104件の不当労働行為の審査事件と87件の労働争議調整事件のあっせんを終結することができました。
2017/07/20局長に聞く103
生活文化局長 中嶋 正宏氏
昨年7月に着任して1年経った現在の心境は。 生活文化局は、広報広聴、男女平等参画、消費生活、私学、文化振興など、事業内容が多岐にわたっています。どの分野も都民生活に密着した、クオリティーオブライフの向上のために不可欠な事業を行っていると感じています。
2017/06/20局長に聞く102
政策企画局長 長谷川 明氏
小池知事の就任から9ヵ月が過ぎ、新しい年度を迎えました。知事を支える政策企画局として、今年度はどのような展開を考えていますか。 小池知事は物凄くエネルギッシュで、勉強家で、意志の強い方です。昨年8月の小池知事就任以来、情報公開やライフ・ワーク・バランスの徹底、各局の自律改革の推進など、新しい視点からの改革が進んでいます。「都民ファースト」の視点による都政運営が、組織に浸透してきたと感じているところです。
2017/05/20局長に聞く101
財務局長 武市 敬氏
昨年7月に財務局長に就任されて約9ヵ月、知事の交代もあり、たいへんだったのでは。 これまでの都庁人生の中でも、最も密度の濃い期間であったかもしれません。あっという間の9ヵ月でした。仕事のコアの部分は変わらないのですが、知事が代わり、大きな方針が変わることによって、仕事の中身や進め方の変化というものが多々ありました。
2017/04/20局長に聞く100
病院経営本部長 内藤 淳氏
昨年7月に病院経営本部長に就任しました。 これまで都の人事・労務等の内部管理分野の経験が長かったため、医療分野・病院現場は、見るもの、聞くことのすべてが新鮮でした。 病院経営本部のミッションは明確であり、医療の最前線の現場を支え、都民に質の高い医療をできる限り効率的・効果的に提供することに尽きます。いわば「人=事業」の組織です。
2017/03/20局長に聞く99
建設局長 西倉 鉄也氏
「2020年に向けた実行プラン」における建設局の事業は。 今回の4ヵ年のプランでは、これまで以上に建設局事業が掲げられました。東京ひいては日本の持続的成長にとって、建設局の果たす役割は非常に大きいということで、身の引き締まる思いです。
2017/02/20局長に聞く98
会計管理局長 浅川 英夫氏
会計管理局長と地方自治法の会計管理者の仕事の内容は。 会計管理局には、地方自治法の規定に基づき設置された「会計管理者」としての事務と知事の補助機関としての事務等があります。
2017/01/20局長に聞く97
主税局長 目黒克昭氏
4年ぶりに主税局へ戻ってきた感想は。 都政人としてのキャリアの半分ぐらいを過ごした馴染みのある局なので、率直にうれしいです。管理職の大半は顔なじみなので、仕事はやりやすいですね。それだけに注意力が散漫になる、思い込みが強すぎるという危険とも隣り合わせとも言えるので、初心を忘れず緊張感を持って取り組まなければと、自分に言い聞かせています。
2016/12/20局長に聞く96
産業労働局長 藤田裕司氏
産業労働局長に就任して約5か月が経過しました。 業労働局には、昨年7月まで次長としていましたので、ブランクは一年です。しかし、実際には一年の間にたくさんの新規事業が立ち上がっていますし、既存の事業のブラッシュアップもされている。さらに、北朝鮮の核実験に対する放射性物質の検査体制強化や英国のEU離脱問題に伴う中小企業への緊急対応といった取組も行っている。やはり都民生活や事業活動と様々なところで接点をもっている局であるとあらためて実感しています。
2016/11/20局長に聞く95
港湾局長 斎藤真人氏
港湾局長に就任なさいましたが感想は。 就任して3か月経過しました。その間、業界紙など多数のメディアの取材を受けたのは初めてのことですね。私は入都して30年経ちますが、港湾行政は初めてです。建設局や交通局は仕事の内容はわかりやすいのだろうと思いますが、港湾局は外から見ているとイメージは沸くけれど、中から見ると違ったところもあって非常に新鮮です。
2016/10/20局長に聞く94
人事委員会事務局長 松山英幸氏
人事委員会の役割について教えてください。 人事委員会の役割は大きく二つあります。ひとつは、公務員の労働基本権が制約されていることの代償措置で、給与実態調査に基づく人事委員会勧告、勤務条件に関する措置要求の審査などを行います。
2016/09/20