局長に聞く73

下水道局長 松田 芳和氏

下水道は都市生活を支える重要なインフラで安全、安心に対する都民の期待も高まっています。東京の神田下水は建設から130年目になりますが、老朽化対策は大変重要ですね。 インフラの老朽化問題への対応は、下水道に限らず、様々なところで関心が高まっています。現在、東京23区の下水道管の総延長は約1万6000キロメートルですが、そのうちの1500キロメートルは既に法定耐用年数を超えています。今後20年間で新たに6500キロメートル増え、総延長の半分が耐用年数を超える計算になります。

2014/12/20
局長に聞く72

福祉保健局長 梶原 洋氏

少子化対策の一環でもある子育て支援は都民に最も身近な問題のひとつですが、現在の取り組みは。 都内には現在、保育サービスを利用できない待機児童が8千人以上います。その解消は知事の公約でもあり、9月に公表した「長期ビジョン中間報告」では、今後3年間で約4万人分を増やす計画を盛り込んでいます。

2014/11/20
局長に聞く71

産業労働局長 山本隆氏

産業労働局の業務は多岐にわたりますが、観光振興には大きな注目が集まっています。 観光振興は先日公表した「長期ビジョン」の中間報告でも触れていますが、大きな柱のひとつです。

2014/10/20
局長に聞く70

都市整備局長 安井順一氏

都市整備局の所管する業務は多岐にわたりますね。 就任して間口の広さを改めて実感しているところです。道路・鉄道、都市再開発、都営住宅、建築行政、防災都市づくりなどの仕事を抱え、事務職以外に、建築、土木、造園、機械、電気など多くの技術職の職員がいます。

2014/09/19
局長に聞く69

人事委員会事務局長 真田正義氏

人事委員会の役割は。 人事委員会には二つの役割があります。ひとつは職員の労働基本権制約の代償機関として給与勧告や公平審査事務を行うこと、もうひとつは人事行政の専門機関として、採用試験や昇任選考を実施することです。国の人事院と同じ機能を都において担っています。

2014/08/20
局長に聞く68

交通局長 新田 洋平氏

2020年のオリンピック・パラリンピック大会に向け、交通局の担う役割は。 大会施設や宿泊施設が集中する半径8キロメートルの地域は、まさに都営地下鉄や都営バスの営業エリアと一致します。そのため都営交通は、大会期間中における輸送の主力を担うことになります。

2014/07/18
局長に聞く67

オリンピック・パラリンピック準備局長 中嶋 正宏氏

2020年オリンピック・パラリンピックの開催まで6年。やるべき仕事は膨大だと思いますが。 都民、国民の皆さんの支援により、約半世紀ぶりにオリンピック・パラリンピック開催を勝ち取れたことに感謝しています。それだけに、大会の成功に向けた私たちの責任は非常に大きいと思っています。

2014/06/20
局長に聞く66

知事本局長 中村 靖氏

舛添知事が就任して2ヵ月あまりが過ぎました。 今年2月の都知事選で当選し、来年度予算案をまとめ、ロシアのソチに行き、議会での予算審議を乗り切り、慌しい2ヵ月でしたが、非常に長く感じましたね。それでも、議会との関係も含め、舛添都政は順調な滑り出しをしたのかなと思っています。

2014/05/20
局長に聞く65

産業労働局長 塚田 佑次氏

第1回定例会が終わりましたが、議会から中小企業振興に関する質問が相次ぎましたね。 第1回定例会では多くの質問を頂きました。 景気回復の流れを確かなものとするためには東京の産業の活性化が不可欠です。都は産業の礎を支える都内中小企業のイノベーション創出に向けた取り組みを支援しています。

2014/04/20
局長に聞く64

病院経営本部長 醍醐 勇司氏

約10年ぶりに本部長として病院経営本部に戻られたということですが古巣の感想は。 病院経営本部が平成14年4月に、旧衛生局の1部署から局として立ち上がったときに経営企画課長(現在の総務課長)をしていました。久しぶりに戻ってきたなというのが正直な気持ちですね。

2014/03/20
局長に聞く63

東京都主税局長 影山 竹夫氏

東京都で唯一の歳入所管局ですね。 主税局は唯一の歳入所管局として、都財政を支えることが一番の責務です。平成26年度の都税収入は、景気の回復が当面続く影響で4兆6698億円と、3年連続の増収となる見込みです。これは、東京都一般会計予算の約7割に当たります。

2014/02/20
局長に聞く62

東京都総務局長 中西 充氏

昨年10月、大きな被害を受けた大島の復興は東京都としても大きなテーマだと思います。 台風26号による信じられないほどの豪雨で生じた土石流が、建物等への甚大な被害を与えただけでなく、多くの尊い人命をも奪いました。東日本大震災以後、「災害には『想定外』という言葉はない」ということが、マスコミ等でも度々報道されています。確かにそれは皆実感していたことですが、今回の台風被害についても、事前に想定するのは難しかったと思います。「何があってもおかしくない」と、気持ちを緩めてはならないことを痛感しました。

2014/01/20
局長に聞く61

東京都下水道局長 松浦將行氏

現在の下水道事業の課題は何でしょうか。 神田で最初に下水道が敷設されたのは明治17年ですが、以来、地道に整備が進められた結果、平成6年度末には都民の長年の悲願だった区部100%普及概成を達成しました。

2013/12/20
局長に聞く60

東京都水道局長 吉田永氏

創業以来115年を迎える東京水道の今日的課題と取り組みは。 東京水道はこれまで、急増する水道需要への対応、原水水質の悪化や水質基準強化への対応、さらに時代に応じた様々なお客さまニーズへの対応など、経営・技術両面において高い水準で事業を運営しています。

2013/11/20
局長に聞く59

東京都建設局長 横溝良一氏

局長に就任しての意気込みを聞かせてください。 就任した際に職員に伝えたことが3点あります。「高度防災都市づくり」「戦略的なメンテナンス」「インフラの多機能利用」の取組です。

2013/10/20
局長に聞く58

東京都環境局長 長谷川明氏

4年ぶりに環境局に戻られたそうですね。 4年間で局を取り巻く環境は大きく変化しました。特に東日本大震災以降、災害廃棄物受入れ、エネルギー、放射能対策など、これまで経験のない困難な課題に直面しました。

2013/09/20
局長に聞く57

東京都技監(都市整備局長兼務) 藤井寛行氏

さる7月16日付で東京都技監に就任されたわけですが、まず、抱負をお願いします。 一言で言えば、東京の魅力・安全性を高めていくこと、これが使命だと思っています。

2013/08/20
局長に聞く56

福祉保健局長 川澄俊文氏

福祉保健局長に就任し1年が経過しましたが、振り返った感想は。 福祉保健局は、都民の関心と期待が高い局です。住民に身近でありながらも高い専門性があり、幅広い分野を担っていますし、また多くの課題が生命や健康に直結している局でもあります。この1年は生活保護、待機児童、児童虐待、高齢者施策、食の安全、感染症対策などの重い課題に緊張感を持って取り組みました。

2013/07/20
局長に聞く55

選挙管理委員会 事務局長 影山竹夫氏

東京都の各局が行っている事業のポイントを紹介してもらう「局長に聞く」。55回目の今回は選挙管理委員会事務局長の影山竹夫氏。同事務局は現在、都議選への対応で多忙な毎日を送っている。また、7月の参院選では「ネット選挙」が解禁されるため、その啓発事業の準備も待ったなしだ。最近の選挙制度改正の動きや、「ネット選挙」実施に向けた課題などについて聞いた。

2013/06/20
局長に聞く54

財務局長 中井敬三 氏

東京都の各局が行っている事業について局長自らが紹介する「局長に聞く」。54回目の今回は財務局長の中井敬三氏。猪瀬知事にとってはじめての予算となった平成25年度予算とそのポイント、都財政の特徴と今後の財政運営における課題などをうかがった

2013/05/20