農業・農地を活かしたまちづくりを推進！

"農業・農地を活かしたまち づくりガイドライン" 東京都産業労働局

　東京の都市農業は、都民に新鮮で安全・安心な農畜産物を届けるとともに、緑豊かな農地は、都市の環境保全や防災、潤いや安らぎを与えるなど、都民生活に多くの役割を果たしている。

　しかし、都市農地は、平成７年の６５００ヘクタールから１０年間で日比谷公園８６個分に当たる約１４００ヘクタールも減少し、このままでは東京から農地がなくなるおそれがある。このため、都は国に対し、農地と住宅地が共存共栄できる政策への転換や都市農地制度・税制度の改善を強く求めるとともに、農作業受委託制度を創設するなど、さまざまな取組みを行ってきた。

　今後はさらに、都市農業・農地の持つ多面的機能を引き出し、農業・農地をまちづくりに生かしていく必要がある。そこで平成２０年、「都市と農業・農地の共生」をキーワードとする「農業・農地を活かしたまちづくりガイドライン」を策定。区や市が、農業・農地を活かしたまちづくりを進めていくための指針となる。

農業・農地を活かしたまち づくりの方針
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