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NIPPON★世界一 The61st2013年09月20日号

 
株塾/デジタルワン

・デジタルワン株式会社
・千代田区麹町
・設立:2004年
・スタッフ数:65名※業務委託・アルバイト含む

オンラインによる個人投資家養成システム

株塾/デジタルワン

 日本にある世界トップクラスの技術・技能―。それを生み出すまでには、果たしてどんな苦心があったのだろうか。昨今の景気回復も影響してか、株式投資への関心が高まっているという。そうしたなか、インターネットのコンサルティングとして注目を集めるデジタルワンが、個人投資家に向けた新たなサービスをスタートさせた。

(取材/種藤 潤)

 


 景気回復による株式相場の好転、さらには2014年1月から導入される「少額投資非課税制度(NISA)」による税の優遇制度の開始など、個人が株式投資をしやすい状況が着実に整いつつある。巷では株式投資に関する書籍や特集を組む雑誌も数多く見られる。

左がデジタルワン株式会社の中谷泰志代表取締役社長、右が株塾を主催する田中達也さん

左がデジタルワン株式会社の中谷泰志代表取締役社長、右が株塾を主催する田中達也さん

 そうした既存の株式のメディアを肯定しつつも、デジタルワンの『株塾』塾長である田中達也さんは、個人投資に関心が高まっている今だからこそ、新たな個人投資家養成ツールの必要性を説く。

 「最近は初心者向けの書籍も充実しているので、誰もが株式投資をわかった気分になれますが、そこで引用されるチャート(株価動向)は、すでに終わった“過去”のデータです。株式は刻一刻と変化する“生き物”ですから、リアルなチャートで学ばなければ身に付きません。それを実現するには、インターネットが一番。まさにそれが、我々が手がける『株塾』なのです」

 

「勝つ」ことよりも「まずは負けない」ことが大切

 『株塾』はいわゆるオンラインによる個人投資家養成システム。リアルタイムなチャートを教材にしながら、どのように株式市場の動向を読み解き、売り買いをすべきかを身につけていく、極めて実践的な教育システムだ。

 「今まで日本では、個人投資家の初級者を養成する場がありませんでした。『株塾』ではそれを担っていきたいと思っています」(田中さん)

 株式投資というと、どうしても「もうかる株は○○」といった「勝てる」銘柄に目がいきがちだが、それはデイトレーダーのように株式投資を生業にできる上級者が考えること。初級者に必要なのは「銘柄探し」の前に「いつ買うかの投資タイミング」の判断力だと、田中さんは強調する。

 「どんなに良い銘柄でも、相場が割高だと何を買っても損をする確率が高くなります。つまり株式投資で一番大事なのはいつ買うかの投資タイミングで、この投資タイミングさえ間違わなければ、結果的には5年、10年と安定的に資産を増やすことができるのです」(田中さん)

 

実際のチャートを教材にして予測・検証を繰り返す

 『株塾』の会員になると、会員専用サイトにログインでき、以下の2つのサービスを受けることができる。

 ひとつは、実際の株式市場全体の動向と、今後の投資タイミングについてまとめた『週末レポート』。前職で株式投資のコンサルティングとしてキャリアを積んだ田中さんが細かく丁寧にまとめた株式レポートを、会員は教材として週1回受け取ることができる。

『株塾』がサポートする投資家のステージのイメージ。これまで株式投資というといきなり「上 級」のステージを求められるイメージだったが、同社は「初級者」をサポートしていく

 もうひとつは『チャートレ』と呼ばれるトレーニング。毎週お題となる個別銘柄をピックアップし、会員自身でチャートの分析、予測を実際に行ってみる。その結果を、翌週出されるそのお題銘柄の分析と想定シナリオ「株塾の見解」と照らし合わせ、自分の分析結果と『株塾』の出す結果を比較・検討し、どのように分析していけばいいのかを考えていく。

 「生きたチャートを元に予測し、結果を踏まえ、検証をし、さらに予測していく。このPDCA(Plan=計画、Do=実行、Check=評価、Act=改善)を繰り返すことで、自分自身でチャートを判断できる『自立した投資家』になることができるのです」(田中さん)

 

個人投資家にとって真の利益になるサービスを

 『株塾』を展開するデジタルワンは、2004年に創業した気鋭のインターネット実践型コンサルティング会社だ。同社が『株塾』をスタートしたのは2010年。オンラインであること以外は畑の違うビジネスに乗り出したようにも見えるが、その事業の共通性について、中谷泰志代表取締役社長は、確固たる信念を持っている。

 「我々はお客様に真の利益を得てもらうために、分業制が前提のインターネット業界において、戦略設計からシステム・サイト構築、さらには販促・運用・分析に至るまで、一気通貫でコンサルティングしています。その考え方を個人投資の世界に当てはめれば、『株塾』はまさに我々が手がけるべき事業。もうかる銘柄を提供するのが株式のビジネスのようですが、真の投資家の利益は、自立して判断し、自身で利益を出していただくこと。それを実現できる今日唯一の事業が、『株塾』だと確信しています」(中谷社長)

 現在は投資経験があり、基礎知識を持つ人が会員の中心だそうだが、今後はより初歩的なマニュアルも掲載、投資未経験者にも利用してもらえるインフラ整備を急ぐ。

 「自立した投資家になれば、株式投資はとても有用な資産運用方法になると断言できます。そういう観点もふまえ、ぜひ『株塾』を試していただきたいですね」(田中さん)

 

  
 

 

 

タグ:株塾 個人投資家養成システム デジタルワン

 

 

 

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