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Town Topics 2015/3/20号2015年03月20日号

 

東京都23区26市5町8村の話題をとり上げます

 東京23区26市5町8村のまちの話題をピックアップして掲載しています。あなたのまちのとっておきの情報がありましたら、編集部までどしどしお寄せ下さい。お待ちしております。

(取材/山下 里美)

 

Town Topics 2015/3/20号

 

国指定史跡に決定! 縄文集落下野谷遺跡

西東京市
出土状況復元(提供:西東京市社会教育課)

出土状況復元(提供:西東京市社会教育課)

 西東京市東伏見にある「下野谷(したのや)遺跡」が、3月10日正式に国史跡に指定された。西東京市が単独で所有する文化財としては初の国史跡となる。

 下野谷遺跡は石神井川沿いの高台にある縄文時代中期(4000~5000年前)の環状集落で、南関東では最大級の規模を誇る。直径約150mの集落は、住居跡群、墓と考えられる土坑(どこう)群、倉庫などと考えられる掘立柱(ほったてばしら)建物群などで構成されており、縄文時代中期の典型的な集落の形態を示している。現在は下野谷遺跡公園として、発掘・開発せず保存されている。

 3月22日には、早稲田大学東伏見STEP22で記念式典(先着50名)が行われ、同大学の高橋龍三郎教授が講演する。式典13時~、講演14時~。また10時~16時には、展示・解説会も行う。最寄駅は西武新宿線東伏見駅。

●問合せ/西東京市社会教育課 TEL042・438・4079

 

地球から4億6000万㎞ 小惑星コクブンジ誕生

国分寺市
小惑星コクブンジは、日本スペースガード協会の小惑星観測プロジェクトにより発見された

小惑星コクブンジは、日本スペースガード協会の小惑星観測プロジェクトにより発見された(イラストはイメージ。提供:国分寺市)

 国分寺市は、昭和30年4月、ペンシルロケットの水平発射実験が行われた地で、日本の宇宙開発発祥の地。

 そんな国分寺の名を冠した小惑星コクブンジ(Kokubunji)が誕生した。

 NPO法人日本スペースガード協会および(一財)日本宇宙フォーラムの厚意で、国分寺の市制施行50周年の記念として、平成12年8月に発見された小惑星にコクブンジと命名する提案申請がされ、今年2月、国際天文学連合によって公式決定された。

 小惑星コクブンジとなった小惑星87271番(2000PY3)は、直径が約4㎞、約4年2カ月で大陽を1周すると推定されている。地球からの距離は4億6000万㎞、太陽からは4億2000万㎞。

●問合せ/国分寺市政策部市政戦略室まちの魅力発信担当 TEL042・325・0111

 

スポーツ合宿のお手伝い 島内移動費に助成金

八丈町

今年度からスタートした取り組み

今年度からスタートした取り組み

 八丈町では、町でスポーツ合宿を行う指導者・スタッフなどを含め10名以上の小学生から大学生などの学生で構成され、島内に2泊3日以上の合宿をした島外の団体に、島内移動費の助成を行っている。

 1団体あたり20万円を上限とし、合宿者1名につき1日あたり1000円もしくは、実際に使用した島内移動費の安価なほうを補助するというもの。業務は町が八丈町スポーツクラブに委託しており、同クラブに所属するスポーツ団体が、合宿する団体の帯同アテンド・サポートなどを行う。

 2~3月には明治大学サッカー部など3団体が合宿を実施。また3月26日~30日には、千葉英和高校野球部の合宿も予定されている。いずれも八丈島で合宿を行うのが初めての団体だという。

 産業観光課の奥山徳夫さんは「『また来たい』と思っていただけるよう、人と人とのつながりも大事にしています」と話してくれた。

●問合せ/八丈町産業観光課観光商工係 TEL04996・2・1125

 

ぐるなびの地域活性化ノウハウ活用 大田区観光サポーター

大田区

「ぐるたび」と検索し「大田区観光サポーター」をクリック

「ぐるたび」と検索し「大田区観光サポーター」をクリック

 大田区と飲食店情報検索サイト「ぐるなび」を運営する株式会社ぐるなびは、昨年「大田区活性化に関するパートナーシップ協定」を締結。区は羽田空港の利用客が増えていることや、5年後の東京オリンピックを視野に入れ、インターネットを通じた地元情報の発信強化を図る。具体的には、公式サイトなどから募集した大田区観光サポーターが、地域情報発信サイト「ぐるたび」内の「大田区紹介ページ」で、区内のグルメスポットなどを紹介するというもの。

 10代~80代までの、幅広い年代の人たちからなる大田区観光サポーターは137名。地元で人気の飲食店やおすすめのみやげ、観光スポットなどを紹介しており、観光パンフレットなどには載っていない、地元目線の大田区情報が得られると好評だ。

 「ぐるなび」が自治体と協定を結ぶのは、都内では大田区が初めて。

 ●問合せ/大田区観光課 TEL03・5744・1322

 

骨董やアートに触れて学ぶ 東京アートアンティーク

中央区

エリア内の約80軒が参加

エリア内の約80軒が参加

  中央区の京橋・日本橋エリアは、東京では銀座に次ぐアート密集地。古美術や工芸、日本画、近代絵画、彫刻、版画など約150の専門店が多岐にわたり集積する。

 「東京アートアンティーク2015~日本橋・京橋美術骨董まつり~」はその地域性を活かし、敷居が高いと思われがちな古美術店や画廊を気軽に巡ることのできる地域密着型のイベント。期間中は各店舗で企画展が行われるほか、ギャラリートークなど参加型のイベントも予定されており、普段はショーウインドウ越しにしか見ることのできない作品も身近に感じられる。

 開催は4月16日~18日。詳細は http://www.tokyoartantiques.com/

 

 

 

 

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